アクネ菌とは
アクネ菌とはニキビの元となるものですが、健康な肌の上にもある常在菌でもあります。なので、ニキビになりやすいような悪い状態の肌だけでなく、きれいな肌の上にも常に存在します。
https://akanuke.jp/2022/03/04/%e3%83%8b%e3%82%ad%e3%83%93%e3%81%ae%e3%83%a1%e3%82%ab%e3%83%8b%e3%82%ba%e3%83%a0/
最近の研究ではアクネ菌の中にも善玉菌と悪玉菌が存在するとされています。ですが、ニキビができないようにするにはアクネ菌はできるだけない方がいいです。
アクネ菌はどんなに肌の綺麗な人の肌にも存在する常在菌なので完全に取り除くことは不可能です。
完全に取り除くことは不可能ですが、アクネ菌の数をできるだけ減らすことは可能です。
そうすることでニキビができるのを未然に防ぐことができます。
アクネ菌の役割
アクネ菌はニキビの原因であると言いましたが、アクネ菌の役割はそれだけではありません。
先ほどアクネ菌には善玉菌と悪玉菌があるとお話ししたように肌にとって良いこともあれば悪いこともあります。
善玉菌のアクネ菌は肌の表面を弱酸性に保ってくれて肌の潤いを保ったり、肌を外部からの病原菌から守るバリアのような役割を果たします。
しかし一方で、悪玉菌が増殖してしまうとニキビの原因となってしまいます。
アクネ菌とニキビの関係
ここまでアクネ菌が増殖してしまうと一部の悪玉菌がニキビを引き起こす原因となってしまうとお話しました。
皮脂の過剰分泌により毛穴に皮脂が詰まるとその皮脂を増殖のエサとするアクネ菌にとって快適な環境ができてしまい、毛穴の中でニキビの原因となるアクネ菌が増えてしまいます。
アクネ菌は皮脂を分解する酵素を持っていますが、この酵素で皮脂が分解されると遊離脂肪酸が作られます。
厳密にいうとこの遊離脂肪酸が炎症を引き起こしてニキビができます。
どんな状態でアクネ菌が増えやすくなる?
アクネ菌がどのようにニキビを引き起こすかを説明しましたが、具体的に肌がどのような状態だとアクネ菌が増殖しやすくなるのでしょうか?
- 皮脂の過剰分泌されている
- 毛穴が汚れている
- 肌の乾燥している
実はアクネ菌が増殖するのは皮脂の過剰分泌されてる状態だけではないです。
順番に紹介します。
皮脂が過剰に分泌されている
皮脂が過剰に分泌されると毛穴に皮脂が詰まり、これをエサとするアクネ菌が増殖しやすい環境になってしまいます。
ストレスやホルモンの乱れ、過剰な皮脂の除去が原因となります。
毛穴が汚れている
毎日しっかりと洗顔したり化粧を落としたりしないと1日の汚れや皮脂が毛穴に詰まってしまい、そこがアクネ菌が増殖しやすいニキビの温床になってしまいます。
皮脂や化粧だけでなく、皮脂のターンオーバーで出てくる角質も毛穴の汚れや詰まりにつながるので必ず夜は洗顔と保湿をするようにしましょう。
肌が乾燥している
肌が乾燥していると肌の表面の水分が失われ、バリア機能が失われてしまいます。
そうすると、肌のバリア機能を高めるために肌細胞は角質を厚くしてしまい結果的に厚くなった角質によって毛穴が塞がれてしまいます。
そうするとその毛穴の中はアクネ菌の増殖に格好の場所となります。
肌が乾燥すると言うことはしっかりと肌の保湿ができていないと言うことです。
しっかりと正しいスキンケアのやり方を覚えて肌の汚れを落とし肌を保湿させましょう。
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まとめ
アクネ菌はどんなに綺麗な肌の上にも存在する常在菌ですので、完全に肌から除去することは不可能です。
なので日々のスキンケアや生活習慣でアクネ菌の数を減らしたり増殖を防ぐことしかできません。
ニキビができないようにするにはそれを理解した上で
- 皮脂の過剰分泌されている
- 毛穴が汚れている
- 肌の乾燥している
肌をこれらのような状態にならないようにしていく必要があります。
もっと詳しく知りたい方はこちらのnoteをご参照ください。
note: 外見の限界を求めて